半人前の魔法使い・メグビー(小嶋陽菜)は、ある日魔界の王様から人間界での修行を命じられる。王様によって人間界へ飛ばされたメグビーがたどり着いたのは、司法試験浪人中の先生(ムロツヨシ)ら、個性豊かな住人たちが暮らすアパート「ろくでも荘」だった。メグビーはこのアパートのお世話係・遠山恵として働くことに。
「ろくでも荘」に入居したての予備校生・ヒロト(中村倫也)のために、メグたん(小嶋陽菜)は歓迎のサプライズパーティーを計画。他の住人たちにも協力してもらいながら、部屋の飾り付けやケーキの準備をしていく。だが、メグたんが住人たちにサプライズの段取りを説明していると、ヒロトが予備校から帰ってきてしまう。
肉体派のガッテン(音尾琢真)が、ある日突然「EXILEのオーディションを受ける」と言い出す。甘く見ているとしか思えないガッテンに他の住人たちは呆れるが、ガッテンはなぜか自信満々の様子。オーディション当日、メグたん(小嶋陽菜)は魔法を使ってガッテンを応援しようとするが、事態は思わぬ方向へ進んでいく。
先生(ムロツヨシ)のお気に入りスイーツ・ゆずプリンが無くなり、先生は犯人探しを開始。だが、住人たちは全員「食べていない」と主張する。そこでメグたん(小嶋陽菜)は、新たにゆずプリンを買ってきてスイーツ泥棒をおびき出すことを提案。リビングに身を潜め捕まえようとするが、何者かに口を塞がれ気絶してしまう。
このままでは司法試験合格が難しいと悟った先生(ムロツヨシ)は、自らに禁欲を課す第一歩として断食を宣言。だが、他の住人たちは先生の決意が一日と保たないだろうと冷ややかに見ていた。そんな中、体調を心配するメグたん(小嶋陽菜)はラーメンを作り先生の部屋を訪れるが、二人は次第に怪しいムードを醸し出していく。
買い出しに出かけたメグたん(小嶋陽菜)は、道端で突然倒れ込んだ少女・マキ(指原莉乃)と遭遇。出前中空腹のあまり気を失ってしまったというマキのために、メグたんは魔法でマキの大好物・カツ丼を振る舞う。そんな中、マキは突然“西の悪い魔女”に憑依されてしまう。メグたんはマキを正気に戻すため、魔法対決に挑む。
「一番怖い話をした人がメロンを独り占めできる」という、ろくでも荘恒例の“怖い話大会”が開催されることに。怖い話が苦手なメグたん(小嶋陽菜)だったが、大好物であるメロンの誘惑に負けて参加を決意する。その夜、メグたんはとっておきの怖い話を披露するが、予想だにしない展開で一同を困惑させてしまう。
お嬢(池谷のぶえ)が年下の男性と見合いをすることに。だが、これまで100回以上見合いに失敗してきたお嬢は浮かない顔。実はお嬢は、見合い相手からのつまらない質問にキレてしまうという問題を抱えていた。メグたん(小嶋陽菜)とヒロト(中村倫也)は、お嬢の見合いが今度こそうまく行くよう手助けしていく。
先生(ムロツヨシ)とヒロト(中村倫也)は、受験勉強で疲れがピークに達していた。そんな様子を見かねたメグたん(小嶋陽菜)は、翌朝それぞれが出掛ける前に「ろくでも荘」の中でハイキングをすることを提案。張り切って豪華な弁当を用意する。だが、肝心のヒロトと先生が寝坊してしまい、メグたんを怒らせてしまう。
ガッテン(音尾琢真)がホクホクの焼き芋を買ってきて、「ろくでも荘」のみんなに振る舞う。ついつい焼き芋を食べ過ぎたメグたん(小嶋陽菜)は、ヒロト(中村倫也)の目の前でおならをしてしまう。必死にしたことを否定するメグたんだったが、ヒロトと先生(ムロツヨシ)に執拗にからかわれ、とうとう家出してしまう。
優勝賞品として大型エアコンがもらえる料理コンテストの存在を知った先生(ムロツヨシ)は、お嬢(池谷のぶえ)にコンテストへの出場を懇願。だが、お嬢は20年間料理教室に通っていながら料理に全く自信がないことを明かす。するとお嬢は、メグたん(小嶋陽菜)に料理を教えてほしいと言い出し、メグたんは困惑する。
司法試験を翌日に控え、先生(ムロツヨシ)は気合いが入っていた。布団の中でも六法全書を開いて勉強していると、何やら色っぽい雰囲気のメグたん(小嶋陽菜)が部屋にやってくる。先生が司法試験に合格したら「ろくでも荘」から出ていってしまうと知ったメグたんは、「先生と離れたくないから結婚する」と言い出す。
神社で引いたおみくじが大凶だったヒロト(中村倫也)は、その後も不運続きですっかり落ち込んでいた。何とかヒロトを元気づけたいメグたん(小嶋陽菜)は、魔法を使ってヒロトの望みを叶えようと「どんなことが起きたらうれしいですか?」と質問。するとヒロトはメグたんとキスがしたいと言い出し、メグたんは驚く。
先生(ムロツヨシ)は日頃の運動不足がたたり、立ち上がっただけで腰を痛めてしまう。出掛けることもおっくうな先生を見かねたメグたん(小嶋陽菜)は、ろくでも荘の中で運動会をしようと提案。一同が困惑する中、翌朝メグたんは本当に運動会を開催する。だが、各競技で敗北が続いたメグたんは負けず嫌いを爆発させる。
洗濯物を畳んでいたメグたん(小嶋陽菜)は、自分のパンツが無くなっていることに気付く。それを聞いた先生(ムロツヨシ)は、住人たちの中にパンツ泥棒がいるとにらみ一斉捜査を指示。メグたんはさまざまな刑事に扮してガッテン(音尾琢真)、お嬢(池谷のぶえ)、ヒロト(中村倫也)を訪ね、それぞれの部屋を捜索していく。
テレビ番組を見て超能力に感化された先生(ムロツヨシ)は、お見合いに失敗し落ち込むお嬢(池谷のぶえ)にスプーン曲げをするよう提案。するとお嬢は力づくでスプーンを曲げてみせ、先生はお嬢が超能力者だと勘違いする。お嬢のことを元気づけたいメグたん(小嶋陽菜)は、その気になったお嬢を見てあることを思いつく。
ろくでも荘の住人たちは、ガッテン(音尾琢真)の上京記念日を祝い乾杯することに。そんな中、メグたん(小嶋陽菜)は酔うと大変なことになってしまうため飲酒は厳禁だと明かす。だが、ガッテンにこっそりお酒を飲まされてしまったメグたんは毒舌に豹変。あたり構わず悪態をつき始め、住人たちを恐怖に陥れる。
ろくでも荘の住人たちに、近所の保育園で行われる人形劇の依頼が寄せられる。だが、先生(ムロツヨシ)はかたくなに人形劇に参加することを拒み、今回の演目である「桃太郎」の物語を作り変えろと言いだす。それを聞いたメグたん(小嶋陽菜)は、子供たちが楽しめるような「新・桃太郎」のストーリーを考えようと提案する。
ある朝、ガッテン(音尾琢真)を起こそうと部屋を訪れたメグたん(小嶋陽菜)は、そこで布団に拘束された状態のガッテンを発見。その後もろくでも荘では次々と怪奇現象が起き、メグたんの魔法も不調が続いていた。そんな中、メグたんを「お姉さま」と呼ぶまゆたん(渡辺麻友)が姿を現し、メグたんにいたずらを仕掛ける。
先生(ムロツヨシ)がメグたん(小嶋陽菜)とお嬢(池谷のぶえ)に「AKB48のオーディションを受けてほしい」と言い出す。先生のために仕方なくオーディションの受験を決意した二人は、なぜか先生から厳しい指導を受ける羽目に。メグたんが「打倒こじはる」に向けてダンスを磨く中、お嬢は衝撃のパフォーマンスを披露する。
メグたん(小嶋陽菜)の魔法によって、お嬢(池谷のぶえ)は見事にAKB48のオーディションに合格を果たす。一方、メグたんもお嬢のアイドル活動を魔法で支えていくため、劇場のお掃除係として働くことになる。早速新曲のセンターに抜てきされるなど、将来を期待されるお嬢だったが、体力不足がたたり倒れてしまう。
メグたん(小嶋陽菜)は受験を控える先生(ムロツヨシ)とヒロト(中村倫也)が風邪を引かないよう、二人のためにセーターを編み始める。だが、出来上がったセーターのサイズが小さいことを二人に笑われたメグたんは泣き出してしまう。その夜、再度セーターを編んでいたメグたんの姿を見たヒロトはある行動に出る。
「ろくでも荘」に突然王様(平田広明)が現れ、メグたん(小嶋陽菜)に人間界での修行を終了するよう宣告。だが、ろくでも荘の住人たちのことを大切に思うメグたんは、「お別れしたくない」と必死に抵抗する。そんな中、メグたんがここを離れることを知った住人たちは、何とかそれを阻止しようと王様に勝負を持ちかける。
王様(平田広明)の「お前がここにいることが住人たちのためにならない」という言葉を受け、メグたん(小嶋陽菜)はろくでも荘を離れるかどうか揺れていた。住人たちの枕元にプレゼントを置いたメグたんは、これまでの思い出を振り返り密かに感謝を伝える。そしてクリスマスパーティーの最中、メグたんは自身の正体を明かす。