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ドストエフスキー“罪と罰” 第2回「引き裂かれた男」

主人公、ラスコーリニコフの心理に迫る。殺人を犯しながら、罪の意識を持てないラスコーリニコフ。作者ドストエフスキーは、主人公の姿から何を訴えたかったのだろうか。 ラスコーリニコフは、貧しい人に出会うと、なけなしの金を渡してしまうような優しい面を持つ男だった。その一方で、傲慢さにもとらわれていた。世の中には、ナポレオンのような天才がいる一方、天才を理解できない凡人もいる。正義のためには凡人は殺しても構わない…そう考えていたのだった。聖人か悪魔か、自我が分裂しているかのような行動をとるラスコーリニコフ。第2回では、ふたつの顔を持つ男の内面に迫る。

日本語
  • Originally Aired December 11, 2013
  • Runtime 24 minutes
  • Network NHK
  • Created November 3, 2021 by
    shunsuke218
  • Modified November 3, 2021 by
    shunsuke218