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夏目漱石“こころ” 第2回「先生という生き方」

「私」は自分を大切にする生き方をしたいと願っていた。そのため人生の師を求めて「先生」に近づいた。第2回ではふたりの関係から、生きる指針が見つからない苦悩に迫る。 「こころ」が書かれたのは、日本が日露戦争に勝利し、近代化が一段落した時代だ。それは同時に、社会の目標がなくなり、“自分探し”の時代が始まったことでもあった。「私」は、郷里の実家の存続や自分の出世には関心がなかった。それよりもっと自分を大切にする生き方をしたいと願っていた。そのため、人生の師を求めて「先生」に近づいたのだ。第2回では「私」と「先生」の関係から、生きる指針が見つからない苦悩を見つめる。

日本語
  • Originally Aired April 10, 2013
  • Runtime 24 minutes
  • Network NHK
  • Created November 3, 2021 by
    shunsuke218
  • Modified November 3, 2021 by
    shunsuke218