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チェーホフ“かもめ” 第2回「すれちがい」

戯曲「かもめ」に登場する人物の会話はかみ合わず、それぞれの相手に思いは届かない。なぜすれ違う人の有り様をチェーホフは描いたのか。作品に漂う彼の人生観に迫る。 「かもめ」には多くの人物が登場し、多くの人間関係が描かれているが、そこで繰り広げられるのが「すれちがい」。交わされる会話はかみ合わず、それぞれの思いは相手には届いていないのではないかという世界だ。現代社会に通じるコミュニケーション不全や人間の孤独、そして人間は本当に分かり合えるのかというテーマを、チェーホフはすでに描き出していた。その背景にあるチェーホフの人生観とは、どのようなものだったのか。

日本語
  • Originally Aired September 12, 2012
  • Runtime 24 minutes
  • Network NHK
  • Created November 3, 2021 by
    shunsuke218
  • Modified November 3, 2021 by
    shunsuke218