学級崩壊「夢」 2011年、英語教師の滝沢桃子(演、松下奈緒)は、学級崩壊状態の都中学校に頭を悩ませていた。黒板に書く「my dream.」の言葉も虚しく響く。 桃子は転入生の大宮正樹(神木隆之介)と不適切な関係を結んだと批判される。そんな桃子は生徒に「夢」をどう語るのか。 1980年 - 1990年代のバブル崩壊から端を発した不況の中、家庭教育や年収の差による学力格差や平等な教育を望む理不尽な親の要求などが突出し、生徒らの学ぶという意欲が削がれ学級崩壊が始まっていく。現代の教育の問題を問う。