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スペースシャトル その成功と挫折 ~世界を変えた宇宙開発~ 後編

開発段階を含めて40年あまりにわたったスペースシャトルの歴史が幕を閉じた。宇宙との間を繰り返し往復できる宇宙船スペースシャトルは、135回の飛行で数々の成功を収め、さまざまな新発見や新技術を人類にもたらした。その一方で、想定を超えるコストに対する圧力などが原因で、時に安全性が軽視され、二度の悲劇的な事故を引き起こした。 番組は、スペースシャトルの開発段階から引退までの歴史をたどり、その活動の記録、それぞれのミッションに携わった科学者や宇宙飛行士たちの活躍を描くとともに、14人の命を奪った事故がどのようにして起きてしまったのか、そして最終的に引退に至った背景を検証し、シャトルの成功と挫折を見つめる。 後編では、チャレンジャー号およびコロンビア号の事故と、その原因究明作業を関係者の証言で辿るとともに、悲劇を乗り越えてシャトルが成功させた困難なミッションを紹介する。大型の貨物を宇宙に運ぶことができるシャトルによって設置が可能になったハッブル宇宙望遠鏡は、計算され尽くした巧妙な船外活動によって遙か遠い宇宙の姿を初めて人類にもたらした。また、世界的な協力で建設が進む宇宙ステーションもシャトルなくしては実現しなかった。しかし、かさむコストと二度の事故により、この壮大な計画についに終止符が打たれた。(全2回) 原題:The Space Shuttle's Last Flight 制作:Darlow Smithson Productions (イギリス 2011年)

日本語
  • Originally Aired November 17, 2011
  • Runtime 50 minutes
  • Network NHK
  • Notes Is a season finale
  • Created November 17, 2011 by
    Administrator admin
  • Modified November 17, 2011 by
    Administrator admin