「もし、あなたが一国のリーダーだったとしたら」という設定の元、起こりうる様々な危機に際し、最新の知識と科学に精通した専門家たちが視聴者に対してブリーフィングを行うという演出を用いた想定ドキュシリーズ。3回目はEMP(電磁パルス)爆弾についての危機。 高層大気圏での核爆発により強力な電磁パルスを発生させ、地上の電子機器を広範囲に渡って破壊するEMP(電磁パルス)爆弾に対して、今のところ決定的な防衛手段はないのが現状。放射能による死傷者は出ないと想定されるものの、電子機器やインターネット網、送電システムが一斉に破壊され、情報、医療、流通などのインフラが麻痺状態となり、多大な損失が生じることは必至だ。 ブリーフィングルームでは、この兵器の開発に成功している国や、テロ組織にも入手可能なのかといった情報が伝えられる。あなたは、国家防衛のための中枢機関施設を攻撃からシールドすることはできるのか。最新の研究開発を検証する。 カルフォルニア大学バークレー校で話題になったリチャード・A・ミューラー教授による人気講義「未来の大統領のための物理学」をもとに制作。