現在日本でも大きな問題になっている「格差社会」。所得などの格差が広がり、懸念が高まっています。 普通、私たちは平等が保たれているのは良い社会だと考えがちですが、今回の講義ではあえて「平等は完全な理念なのか」と問いかけます。討論では、「所得など格差のある社会」、「所得などの格差の少ない社会」、「格差は無いが所得などの水準が一様に低い社会」という3つの社会の形を提示。学生たちは、どの社会が望ましいかを議論し、平等の意味について考えていきます。