森友学園の国有地取り引きを巡り、財務省と近畿財務局が決裁文書の改ざんを繰り返すなどした“森友問題”。大阪高裁の判決を受け、今月、財務省は関連文書の一部を開示した。学園が取得を要望し国有地を借り受けた後、8億円余り値引きされて売却されるまでの交渉記録など2200ページだ。なぜ値引きが実現したのか?異例の対応が財務省主導で進んだ実態が浮かび上がってきた。さらに、当事者が初めて打ち明けた値引きの経緯とは