市場規模が2030年までに最大1.7兆円成長するという“海藻”(世界銀行発表)。“海藻パワー”に世界の熱い視線が。“黒い半導体”とも呼ばれる韓国ノリが世界で人気の中、日本では陸上養殖施設で高品質な海藻の量産化に成功し、ミシュラン星シェフが買い求める動きも。温暖化対策の切り札としても注目を集め、去年、日本は海藻藻場の二酸化炭素吸収量を世界で初めて報告。身近な資源の魅力を再発見し、新たな可能性を探る。