去年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協。しかし、その活動の継続は困難に直面している。被爆者の数は今年初めて10万人を下回り、解散・休止に至る被爆者団体が全国で相次ぐ。“被爆者なき時代”は確実に迫っている。つないでいかなければならないあの日の記憶…核兵器の脅威が高まる今、その意味は重要性を増す。これまで被爆者に頼り切っていた取り組みをどう受け継いでいくか。被爆80年を前にした広島から中継で伝える。