東京サミットは7日から始まるが、サミットの準備を密かに進める側近たちはシェルパと呼ばれる。最終日の経済宣言は彼らによって作られる。 宣言が作られるまでの攻防を追う。首脳会議に同席を許されているのがシェルパである。シェルパとは本来はネパールのヒマラヤ高地に住む山岳民族でヒマラヤ登山のガイドとして優れ登山を成功に導いていることから首脳たちをサミット(山頂)に導くということ意味で付けられている。