トランプ政権の関税措置をめぐる日米交渉。双方の溝は埋まっておらず、不透明感が高まっている。自動車大手は相次いで厳しい業績見通しを発表。各メーカーの工場周辺は“企業城下町”となっていて、地域経済に打撃をもたらす恐れも出ている。さらに、関税の影響は農水産物の分野にも。輸出に占めるアメリカ向けの割合が大きいホタテやブリの業者は、逆境をどう乗り越えようとしているのか。日米交渉の最新情勢とともに伝える。