高校二年生の町田雛は、平凡で退屈な自分を変えたいと思い、親友の工藤紅子と共に夜の街に繰り出す。ゲームセンターで、雛は黙々とゲームをする男に興味を抱く。そこで分かり合い、一緒に食事をした2人。その後、男は雛に朝まで一緒に寝て欲しいと頼み、恐る恐るついていく。駅のコインロッカーに荷物を預けた雛は翌朝、駅のトイレで着替えをすませて登校する。しかし翌日の数学の時間、現れた新任教師の湖賀郁巳を見て愕然とする。それは昨日一緒に寝た男だった。しかし彼は気付かない様子で、立ち尽くす雛に知らん顔で「どうしたのか」と聞くだけだった。