“曲げられない女”=早紀の妊娠から6カ月が経った。璃子と光輝に助けられ、早紀は司法試験の二次をクリア。残すは口述試験のみ…というとき、結婚式場から逃げ出した正登が現れ、助けてくれと泣きついてきた。仕方なく早紀は正登を結婚式場に連れていき、里美や招待客に対して、正直に本心を話すように諭すのだが、正登は逃げ回ってばかり。 そうこうしていると、早紀の体調が悪化。産婦人科医・道生に安静するためにも入院するよう指示される。早紀の手伝いに来た光輝が正登の醜態を目の当たりにし、「これ以上、早紀の邪魔をするな」と、つい声を荒げてしまう。 居場所をなくした正登は、姿を消してしまう――