信念も物事も“曲げられない女”=早紀は、恋人・正登と別れ、仕事を辞め、母にも先立たれ、すっかり無気力になってしまった。早紀を励まそうする璃子と光輝だが、早紀に「あなたたちみたいに幸せになれない」と弱音を吐かれて複雑な気持ちになる。周囲に同調し、結局自分の居場所をなくしている自分たちは果たして幸せといえるのか?そして璃子は正登と光輝の二人がともに早紀を想っていることに気づく。 そんな早紀を老弁護士・中島が訪ねてくる。弁護士を引退し田舎に帰るという中島から預かったノートを開いたとき、早紀のなかで何かが目覚めた。 数日後、早紀は正登に呼び出され、2回目のプロポーズをされる。早紀は今度こそプロポーズを受けるのか?