1960年3月。浅草『東洋劇場』の新人・萩本欽一(伊藤淳史)は、当時劇場で大人気の踊り子だった・澄子(波瑠)に思わず見とれてしまう。まだ駆け出しの欽一にとって、舞台上で喝采を浴びる澄子は雲の上の人。しかし、2人は互いにひかれ合い、いつしか恋人関係に。「欽ちゃんは必ずスターになる」。そう信じて疑わない澄子に支えられ、欽一はスターへの階段を駆け上がる。あることがきっかけで彼女は書きおき一つを残し忽然と姿を消してしまう――。
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