辻粂吉

京橋八官町の洋品雑貨問屋・辻屋の主人。早くから洋品雑貨を直輸入していた、東京洋品雑貨業界のパイオニア。 教養、見識はもちろん、書をよく読み、英語にも長け、知識人として周囲からも認められている。 金太郎の人物と才能を買い、浪子の夫となり辻屋を継いでほしいという願いを持つ。