メディア統制を強化するため政府は従来の内閣情報部を拡充強化し、1940(昭和15)年12月情報局が発足。その第二部第三課長(放送担当課長)としてラジオ放送の指導監督を行い、国家の宣伝機関としての役割を求めた。太平洋戦争開戦後は敵への憎しみをあおる雄々しい読み方をアナウンサーたちに求めた。