ある日、ネウストリア大使館の裏通りで、パーティコンパニオンの女性が車にはねられ死亡した。さっそく事務次官の麻木千佳とともに運転手の取り調べを開始した久利生公平検事の前に、かつての久利生の事務次官で、今は大阪地検灘支部の検事として活躍する雨宮舞子が現われる。今回の被害女性は、雨宮の調べていた広域暴力団絡みの事件の重要な証人だったのだ。今回の交通事故には裏があると感じた久利生と雨宮は、合同捜査をすることに。すると、昔と変わらない久利生のマイペースぶりを目の当たりにして呆れる雨宮。そんな中、ネウストリア大使館の関係者に話を聞こうとした2人だったが、“治外法権”の前にあっさりと門前払いをくらうハメに。さらに、外交問題への発展を心配する外務省からも釘を刺され、捜査が暗礁に乗り上げてしまう久利生だったが…。
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