『銀魂』などを手がけた高松信司監督による、オリジナルアニメ作品。眉難(びなん)高校に通う男子高校生たちが、外宇宙から飛来した2体の謎の生き物によって「地球を守る」防衛部と「地球を征服する」征服部に分かれて繰り広げる戦いをコミカルに描く。 提供映像では、『銀魂』や『イクシオン サーガ DT』のように、両サイド部分に作品に関するミニ情報が紹介されている。
眉難高校に通う修善寺鏡太郎、霧島龍馬、和倉七緒、万座太子、道後一六の5人は「防衛部」という部活動に所属している。ある日のこと、学校帰りに銭湯「黒玉湯」に立ち寄った5人は、そこで魔法の国の王子と名乗る少年・カルルスと遭遇。カルルスは弟のフラヌイと王位継承権を巡って争っており、鏡太郎達はカルルスの独断で彼の「騎士団」に任命され、カルルスの手伝いをすることになる。 同じ頃、眉難高校の生徒会に所属する指宿阿多、宇奈月大樹、白骨マーサの三人はフラヌイと遭遇し、人間を怪人に変える魔法の力を与えられる。この動きを知ったカルルスの指示により、鏡太郎達5人は彼から与えられた魔法の力でヒーローに変身し、フラヌイの騎士団となった生徒会三人組が生み出す怪人を退治することになる。
時は大正──浪漫の香り満ち、人々の心、いまだ情け知る。眉難高校に通う、雲仙、酸ヶ湯、卯花、長万部、阿蘇は“何にもしない部”・地球防衛部の部室でダラダラ過ごしながら、学生寮・黒玉寮で共に生活をするごく普通(?)の男子学生。ある日5人が黒玉寮で朝風呂していると、湯船の中になにやらヌルっと動くものが。やっとの事で捕まえると、それはしゃべるマヌルネコ・ヌルだった!遠い遠い未来から重大な使命を帯び、地球に滅亡の危機が迫っていることを伝えに来たというヌル。守りたい…この地球をと言いながらも、自分は危機を知らせにきただけで地球のために戦うかどうかは自由意志で……5人で決めてほしいという。これって責任逃れじゃない…?怪しむ防衛部たち。「どっちでもいいなら俺はやるぜ!そっちの方がハイカラだからな!」と張り切る雲仙。自由な心で自ら戦うと決めた5人をヌルは猫科学でハイカラ浪漫団に変身させるのだった。その一方…暗躍する謎の3人組・蛮華羅新鋭隊。地球征服を企む輩だった。